毎年多くの人が感染するインフルエンザ。重症化すると命に関わることがあります。まずは予防策をやりましょう。感染しても早期に対処すれば重症化を防ぐことができます。予防方法、対処方法を正しく知り、あなただけでなくあなたの周りの家族・同僚などみんなでインフルエンザに備えましょう!!
<予防策をやっておこう>
1.予防接種
インフルエンザのピークは1月から3月頃まで続きます。流行前に予防接種を受けておくと、感染しても重症化を防ぐ効果があります。予防接種は内科で実施されています。実施について詳しくお聞きになりたい場合には、お近くの内科にお問い合わせください。
2.こまめな手洗い・うがい
インフルエンザウィルスは口や鼻から入り感染(飛沫感染)します。いろいろな物に触れている手にはウィルスが付着していることが考えられ、その手で口や鼻に触れることで感染する場合もあります。日常的に手洗い・うがいを行いウイルスを除去しましょう。アルコール消毒(手指)も効果があります。
3.適度な湿度
インフルエンザウィルスは、低温・乾燥を好みます。また、空気が乾燥するとのど粘膜の防御機能が低下するため、感染しやすくなります。加湿器などで50~60%の湿度を保ちましょう。
4.免疫力を高める
免疫力が高いと、感染しても発症せずにすむことがあります。バランスの良い食事・適度な運動・しっかり休養(睡眠)を心がけてウイルスに負けない体をつくりましょう。
<対処法を知っておこう>
「風邪をひいたかも?」と思ったら、この時期は特にインフルエンザを疑いましょう。早い段階で受診をし対処することで早く治せます。ウィルスを他の人にうつさないためにも必要です!
<受診のポイント>
受診時には、周りの人にうつさぬよう必ずマスクをしてください。
抗インフルエンザウィルス薬は発症後48時間以内の使用が効果的です。早めに受診がポイントです。
<あなたの周りの人にうつさないために…>
インフルエンザを発症してから3~7日間は、ウィルスを排出するといわれています。ウイルスを排出している間は外出を控える必要があります。解熱後もウィルスを排出していると言われているので、くしゃみや咳が続いているようであればマスクは必ず着用しましょう。
あなただけでなくあなたの周りの家族・両親・同僚などみんなで予防し、インフルエンザに備えましょう!
<参考> 厚生労働省インフルエンザ対策、インフルエンザQ&A