合併症が怖い「糖尿病」生活習慣の見直しで若々しい血管を保ちましょう

生活習慣の見直しで若々しい血管を保ちましょう

世界糖尿病デー11月14日は世界糖尿病デーです。
糖尿病はあまり“死”に至る病気ととらえられていませんが、世界で10秒に1人の命を奪うと言われています。これだけ世界的に拡大している糖尿病に対し、社会的な関心を高め、糖尿病の治療と糖尿病合併症の予防に積極的に取り組み、コントロールする意欲を高揚させようという目的で世界糖尿病デーが決められ、啓発活動がスタートしました。

日本でも40歳以上の3人に1人が糖尿病かその予備軍である、とても身近な病気です。しかし、あまり自覚症状がないので受診が遅れたり、治療に臨まなかったりして合併症を発症するなど重症化するケースが増えています。

糖尿病は怖い?では糖尿病って何がどうして怖いのでしょうか。
その前に・・糖尿病とは? どんな病気なのでしょうか。

糖尿病とは、食事によって上がった血糖値が下がらないために高血糖の状態が続くことを言います。膵臓から分泌される血糖値を下げる働きをするホルモン“インスリン”が、
①十分に出ない ②十分に効かない ことが原因です。

血糖値が下がらない

高血糖の状態が続くと、余分な糖分が血管や神経を攻撃するため、全身をめぐる血管がぼろぼろになって破けやすくなり、血液はどろどろでつまりやすい状態となり、様々な合併症を引き起こすことになります。

糖尿病の3大合併症と動脈硬化

糖尿病の3大合併症は
①手足のしびれ(神経障害) ②糖尿病性網膜症(目が見えなくなる) ③腎機能低下(透析)
ですが、動脈硬化(血管が硬く、血液の通り道がせまくなる)も恐ろしい合併症のひとつです。

糖尿病の3大合併症と動脈硬化

メタボ内臓脂肪がたまっている肥満に、高血糖・高血圧・コレステロール異常が2つ以上重なる状況をメタボリックシンドローム(メタボ)と呼びますが、このメタボの方は動脈硬化がどんどん進んでいきます。そうすると心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気のリスクが急増してしまうのです。

そうならないために!若々しい血管を保つために!
大切なのは食事&運動&禁煙!です。

大切なのは食事&運動&禁煙!

大事なことや必要なことは分かっているつもりでも、いざ実行に移すのはとても難しいことのように思いますよね。しかしそんなに気構えずに、できることが何かないか、この機会に少し考えてみませんか。

メタボとタバコまた、なんと言っても「タバコは大きな危険因子」です。タバコに含まれる有害物質は血液をどろどろにし、さらに血管を細くするため血流が悪くなります。そのためメタボの喫煙者は脳梗塞や心筋梗塞を起こすリスクがとても高くなってしまうのです。喫煙者の方は耳にタコかもしれませんが、ぜひ禁煙を考えてみませんか。禁煙チャレンジの方法はたくさんありますよ。詳しくは過去のコラムをご覧ください。
http://autobacs-kenpo.jp/2014/05/21/

そして食生活改善とともに重要な要素に「適度な運動」があります。
適度な運動を続けていると全身の血液循環が良くなり、メタボの改善にも直結します。日常生活の中で意識して、今より少し体を動かす習慣を付けてみませんか。
厚生労働省も「健康づくりのための身体活動指針」として『アクティブガイド』を示しています。「+10(プラステン)今より10分多く身体を動かそう」です。

厚生労働省
アクティブガイド -健康づくりのための身体活動指針-
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpr1.pdf

プラステン

取り組んでみませんか?+10を心がけてみると、その積み重ねで生活習慣が大きく改善されます。来年の健診結果がよくなっている・・なんてこともあるかもしれません。まずは気負わずできることから取り組んでみませんか。

注意)激しい運動は血圧や心臓、関節などに負担がかかり逆効果です。持病のある方はかかりつけ医に相談の上、苦しさや痛さを感じない無理のない程度に行ってくださいね。


ページトップへ