「持病の服薬・定期受診を継続します」

「持病の服薬・定期受診を継続します」

保健師コラム(2021年度第6回)

保健師がお勧めする「7つの健康習慣」

1)良質な睡眠をとります
2)喫煙しません
3)週2日以上、軽く汗をかく運動をします
4)週1回以上の休肝日をとります
5)朝食をとります
6)食事はよく噛み、腹八分目にします
7)持病の服薬・定期受診を継続します

病気には、いろいろな種類がありますが、今回は、「生活習慣病」の「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」に絞ってご説明します。

国民医療費
生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は、生活習慣病に含まれます。これらの病気は、私たちの願いである健康長寿を妨げるだけでなく、国民医療費にも大きな影響を与えています。

皆さんが毎年受診する「オートバックス健康ドック」は、これらの病気を早期に発見し、早めに適切な医療にかかっていただくことを目的に行っています。

動脈硬化心臓病や脳卒中は、「動脈硬化」という状態が深く関わっています。動脈硬化とは、動脈の壁にコレステロールがたまり、硬くなったり狭くなったりして血液の流れが悪くなる状態です。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、喫煙やメタボリックシンドロームとともに、動脈硬化を進めてしまうことが分かっています。高血圧、脂質異常症、糖尿病の特徴は、検査結果が悪くても自覚症状が出にくいのが特徴です。初期にはほとんど自覚症状がないため、危機感がありません。が、知らず知らずのうちに、体をむしばんでいく病気です。

健康ドックの検査結果が届いたら、「高血圧」は血圧測定、「糖尿病」は血糖値・HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)、「高脂血症」は「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」「中性脂肪」の値に注目してみましょう。御自身の検査結果は、基準値の正常範囲におさまっていますでしょうか。2021年度健康ドックから、オートバックス健康ドック統一の基準値が定められました。基準値は下記のような判定区分に分け、それぞれを色分けしています。

カラーチャート

「ブラック」や「パープル」の方は、至急、専門医の受診が必要なレベルです。また、「レッド」の方は、治療が必要なレベルかを判断するために、医療機関を受診して二次健診を受けて医師のアドバイスを受けてください。
すでに医療機関にかかっている方は、主治医に健診結果を報告して、治療方針を検討してもらいましょう。

お知らせ

健診結果が健診機関から健保組合に報告されると、産業医や顧問医が皆さんの今までの経過や状況をみて、受診が必要かを判定します。受診が必要と判断された場合は、健診担当者からご案内をお送りします。
受診のタイミングは自覚症状などのご自身の感覚に頼るのではなく、客観的な検査結果による受診指示に従い対応することが、動脈硬化を早期に予防し、心臓病や脳卒中の発症を未然に防ぐための最良の方法です。

ところで「グリーン」「イエロー」の方にもお願いがあります。それは「ご自身の健康ドックの結果を基準値と見比べてみること」と、「1年間の御自身の生活を振り返ること」です。その際の振り返りポイントとして活用いただきたいのが「保健師がお勧めする7つの健康習慣」です。是非、保健師コラムの第1回連載から読み直していただき、将来の健康のために軌道修正をしていただければ、うれしいなあと思います。

▼もっと詳しく知りたい方はこちら▼
●生活習慣病とは
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-001.html

●生活習慣病と動脈硬化との関係
https://www.j-athero.org/jp/general/index/

●生活習慣病の健診は、なぜ必要なのか?
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/kenshin/seikatsu-kenshin.html

●保健師コラム バックナンバー
https://autobacs-kenpo.jp/?s=%E4%BF%9D%E5%81%A5%E5%B8%AB%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0

●オートバックス健康ドック基準値
https://autobacs-kenpo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/02/kijun.pdf