ABけんぽ通信 2025年7月号

マンガでみつけて対策!

大腸がんは日本人に多い

大腸がんは、大腸に発生するがんで、2種類あります。(結腸がん・直腸がん)

いずれも、初期の段階では自覚症状はほとんどありません。大腸がんは、早期に治療すれば、ほぼ完治を見込めるがんです。

大腸がん(直腸がん)の早期発見には?

大腸内視鏡検査が有効です!
痔と大腸がん(直腸がん)等の大腸の病気を血便の状態で判断するのは難しいです。症状も個人差があるため、いつものことだと放置すると判断が遅れてしまう可能性があります。

2日間の便潜血検査の内、1回だけ陽性だったから問題ない?

便は、色・形・大きさ・臭い・・毎日少しずつ違います。便は、とても不安定な物質です。大腸に病気があっても毎日出血するとも限りません。見落としを少なくするように、2回分の便の検査をしています。そのうち1日でも陽性であれば、なんらかの病気が隠れている可能性があります。

最近受けた大腸内視鏡検査で異常なし。でもその後の便潜血検査で「陽性」となったら?

人によっては、大腸に病変がなくても繰り返し、便潜血検査が陽性になることもあります。去年、内視鏡検査を受けたけど・・受ける必要があるのか迷う場合は、前回大腸内視鏡検査を受けた際の担当医にぜひご相談ください。

大腸がん検査では異常なし。なのに症状があった場合は?

血便・腹痛・便の性状・排便回数の変化があった場合は、次回の健診を待つのではなく、すぐに医療機関を受診するのがベストです。

今月のトピックス

  • 湿度が高く暑い夏は、カビによる皮膚の病気に蔓延ご注意を。皮膚真菌症予防の基本は、毎日の入浴。バスマットやタオルもこまめに洗い乾燥させて、家族間の感染予防を。足を清潔に保ち、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事で免疫力を保てば、皮膚トラブルを回避できるでしょう。とはいえ、カビに神経質になりすぎてもよくないので程々に!

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